「小学生になったら、子供に英語を習わせたいな。」
「学校で習う英語だけだと物足りないって聞くけど、大丈夫かな?」
このように、新学期を迎え、英語教育について考える機会が増えますよね。
我が家も息子が小学生になり、真剣に英語教育を考えています。
英語や英会話を習い事として取り入れたいところですが、以下のような悩みをよく耳にします。
- 英語教室は敷居が高そうで一歩踏み出せない
- 送り迎えの時間が取れない
- 子どもが楽しめるかわからない
そこで、私自身英会話講師をしている、オンラインでの英会話レッスンがおススメです。
なぜなら、
・レッスンだけを体験できるので入会の押し売りなどがない
・授業の進み方が親も確認できる
・子ども様子が横で見られる
・送り迎えなしで時間が取られない
などのメリットがあるからです。
今回は、オンライン英会話の講師をしている私が小1の息子とレッスンを試してみた英会話サービスをご紹介します。
アメリカ発 子供向けのオンライン英会話【NovaKid】
初めは「Novakid」という、アメリカ発の4~12才の子供向けオンライン英会話レッスンです。
Novakid公式サイト
レッスン時間は25分で、他のオンライン英会話と同じようなシステム。
講師は、
- 2年以上の英語教師の経験を持つネイティブスピーカー
- CELTA、TEFL、TESOL、またはTKTの資格保有者
と、英語を教える基礎がしっかりある先生が多い印象。
カリキュラムは、CEFR(セファール)と呼ばれる英語の国際基準に従って作られていて、このCEFRのA1およびA2レベルに該当するそう。
A1およびA2レベルは簡単な英会話ができる、理解できるレベル。
レッスンは以下の内容となっています。
月謝は12 週間(3か月)、24 週間(6か月)、48 週間(1年)に分かれていて、週2回のコースとなっています。
コース | 1レッスン当たりの金額 | 総額 |
12 週間/24回 | ¥1,420 /1レッスン | ¥34,080 |
24 週間/48回 | ¥1,340 /1レッスン | ¥64,320 |
48 週間/96回 | ¥1,273/1レッスン | ¥122,208 |
お値段的には、他と比べるとかなり高め設定。
でも対面レッスンと同じくらいのクオリティなら、妥当かとも思える金額です。
小1息子とNovaKidを体験してみた感想
小1で英語はビギナーの息子の初めての英会話レッスンは以下のように進みました。
講師:イギリス人の女性
レッスン内容:
・英語で自己紹介(名前と年齢)
・おもちゃの名前を使った単語学習
(スペルを学ぶための穴あき問題や発音)
・1~9の数字を使った複数形での呼び方
英会話講師的に良かった点
単数形・複数形をはじめの段階から教えてくれたこと。
複数形は日本語にはない概念で、なかなか理解しにくく、忘れてしまいやすいルールのひとつですよね。
先生は、1つのときは「ア(a)」と言いながら1本指を立て、2つ以上のときは、指で個数を示しながら「ズ(s)」を強調するやり方で伝えてくれていました。
最初息子はキョトンとしていましたが、まねをしていって徐々になんとなくルールがわかるように。
忍耐強く、ていねいに教えてくれる先生にとっても好感を持ちました(^^)
小1息子的に良かったのは、よくできましたの星がもらえること。
ちゃんと発音できたり質問に答えられたりすると、スターをゲットできる仕組みでした。
息子は「スター8個たまった~!」と大喜びでした☺
NovaKidのサイトでゲームができるのも楽しかったようです。
内容は、1~6までの数字を順番にマウスで指差しするようなものや、飛んでくるアルファベットを単語のスペル通りに並べていくものでした。
キャラは、日本の可愛いキャラものとは違った独特の感じがなんとも欧米らしさを感じましたね。
気になった点
レッスンで使う英語の教材が、たまにイギリス英語だったんです。
アメリカ発なのになんでだろう?と個人的に疑問でした。
なぜ親が英会話講師なのにレッスンを受けるのか?について
これはずばり、親に甘えてしまうのとメリハリがなくなるからです。
どうしても親が先生となると、子どもは勉強モードになりづらいです。
また場所が家だとくつろいでしまって、集中しにくくなります。
そして私の場合ですが、変に気合が入って教えてしまうので、下手すると英語自体が嫌いになる可能性も…。
そのような理由から、私が直接英語を教えることはなく、英語に触れる機会はスマイルゼミと月2~3回のダディ(息子の父でイギリス人)とのふれあいぐらいです。
以前ピアノを習っていたときの先生も、子どもは親ではなく違うところにピアノを習いに行っていました。
そのときはなぜかわかりませんでしたが、今なら自宅で子どもに何かを習得させるのがどれほど難しいかよくわかります。
これからも、英語学習で試したことを大人・子どもにかかわらず体験談を交えてお話していきます。